安心R住宅制度始まる③

平成30年4月より始まった安心R住宅制度について解説しております。

 安心R住宅制度は、耐震性があり、既存住宅売買瑕疵保険の現場検査に適合する住宅でリフォーム済みかリフォーム提案書がある住宅の品質・性能に関わる情報の提供が可能な既存住宅に対し販売をする際に国が定めた標章の使用が許可される制度です。

 安心R住宅制度の「R」は、Reuse、Reform、RenovationのRです。この制度の普及によって、既存住宅(中古住宅)の「不安」「汚い」「わからない」などの購入者のイメージを払拭して、流通の促進や空き家対策などを狙っています。

  しかし、前回のブログでも書きましたが、不動産業者の7割くらいが加盟している宅地建物取引業協会連合会は、この「安心R住宅制度」の事業者団体登録をしていません。おそらく様子見をされているのではないでしょうか。

 理由は、「安心R住宅制度」の条件の中に「既存住宅売買瑕疵保険の現場検査に合格した住宅」という条件が入っているからです。

 「既存住宅売買瑕疵保険」とは、購入した既存住宅(中古住宅)に瑕疵があった場合には、保険金が支払われるといった制度で非常に素晴らしい保険です。ただ保険に加入する際に売買される住宅の検査があります。検査にパスできなかった場合には補修をして再検査にパスすれば保険に加入ができます。

 ただ、この検査や補修などは、全て購入する住宅が買主さんに引き渡される前に実施する必要があります。この「引渡し前」というのが非常にハードルが高く、既存住宅売買瑕疵保険の普及しない最大の理由となっているのです。

 詳細は過去ブログ「既存住宅売買瑕疵保険が普及しない理由」をご参照ください。

 今後、安心R住宅制度や既存住宅売買瑕疵保険を普及させて、中古住宅の流通を促進して空き家対策や人口減少対策を実施するのであれば、検査後の補修・再検査を建物の引き渡し後でも可能にしないと売主さんが買主さんに売却をする仲介の物件においては、大幅な普及の拡大は難しいと私は思います。しかし、不動産業者が買い取って再販をするような物件には、一定の普及をするかもしれませんね。

 まだ、今年の4月から始まった制度です。将来は制度が改善されて、普及が進んで行くことを期待しております。

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