中古マンション・中古住宅のリノベーション。③

中古住宅とリノベーションの第3回目です。少し遠回りしますがお付き合いくださいね。

老齢人口依存比率ってご存知ですか?

20歳~64歳までの生産年齢人口に対する、65歳以上の人口の割合を表したものです。

2010年の数字と2040年の数字を比較してください。

都道府県で1番割合が低い東京都でも、2040年には、生産年齢100人に対して61人が65歳以上の高齢者です。

千葉県では、この数字が100人に対して73人弱。

千葉県我孫子市に至っては、100人に対して95人強が高齢者です。

もちろん2040年には、私もその高齢者の一員です。

この中では、千葉県柏市の59.1%が光りますね。
それでも、100人に対して59人は、高齢者ですが・・・・・。

このような数字で高齢者に十分な年金を支給できるとは、だれが考えても無理だと思います。

 

一方で日本の高齢者は、多くの方が勤勉に働き、住宅ローンを支払いマイホームを購入してきました。そのため持ち家率が非常に高いのです。

2008年の統計データですが、60歳以上で78.8%、65歳以上で80%の持ち家率を誇ります。

国土交通省などでは、この持家から年金を補てんする収入を生み出させる方法が考えられているようです。

そのためには、20年や25年で建物の評価をゼロする現在の評価方法では、年金を補てんすることはできません。

今後は担保評価を含めて建物の評価方法も変わっていくと思われますし、建物自体も長持ちする物に変わって行きます。

下図は、国土交通省がインターネット上で公開している「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」の資料の一部です。

今後の建物評価について一端が垣間見えると私は思います。

この研究会では、建物評価の方法を改善し、子育てが終わった段階でファミリータイプの広い住宅から夫婦2人で済むような小ぶりな住宅に住替える際の価格差を年金不足を補てんする財源と考えているのではないでしょうか?

今は建物の評価方法の移行期では?

2006年には「住生活基本法」が制定され、日本の住宅政策も「量から質へ」変更されました。

前回のブログでお話させていただいたように、これからは住宅ストックが積み上げるような形で、長持ちする住宅を新築し、既存の中古住宅もリノベーションして長持ちさせる時代になるはずです。

 

しかしながら、現在の不動産売買市場では建物の評価方法は変わり切れておりません。

まだまだ、20~25年経過の木造住宅は評価がゼロだったりするのです。

 

この状態は、長くは続かないのではないでしょうか。
これからマイホームを買われる方は、中古住宅を選ぶのであれば、今がチャンスなのかもしれません。

 

次回も中古マンション中古戸建のリノベーションについて、お話します。

最後までお読みいただき有難うございました。