中古マンション・中古戸建とリノベーション。②

中古マンション・中古戸建のリノベーションのお話の第2回目です。

(株)ブルースタジオの大島さんの講義を基にリノベーションについて考えています。

前回は、日本の人口が明治以降急激に増加して、既に急激に減少する時代に入っている。

日本の高齢化率も15から20年前までには、先進国の中では最も低く、急激に高齢化率が高まり、世界1位の高齢化社会になったため、先例がない状態となり、世界中の何処にも参考に出来るような国がなくなった。

日本が世界の先例を作らざる得ない時代が到来している。

そんなお話をしました。

日本人の新築好きは異常!?

進国の中では、住宅流通の大半は中古住宅が占めます。

各国の全住宅流通の中で、中古住宅の占める割合を比較すると

アメリカ→90.3%

イギリス→85.8%

フランス→64.0%

(2009年の統計データ)

日本→13.5%
(2008年の統計データ)

となっています。

数字だけ見ると発展途上国並の数字なんだそうです。

積みあがらない住宅ストック。

話は少し変わりますが

日本の木造住宅は、築25年前後で価値がゼロとの評価が一般的だと言われています。

銀行も担保として評価してくれませんし、売却する際には、解体費用の値引きを求められることもあります。

そのため、住宅ローンの返済がやっと終わったら建物の評価がゼロなんて笑えないお話もよくありました。

結果として、国民が一生懸命住宅ローンを払って住宅投資をしても、国家の住宅ストックが蓄積されないといった結果が生まれました。

下のグラフのアメリカとの比較を見てください。

折れ線グラフが住宅投資。棒グラフが住宅ストック。

アメリカと比較すると投資がストックとして積みあがっていない現状が判ると思います。

確かに新築住宅は、きれいで誰も住んでいない住宅なので気持ちは良いですが、一日住めば中古住宅になってしまいますし、二十数年毎に造っては壊し、造っては壊しの住宅政策を続けてきた結果が上記の表のような結果です。

新築住宅の投資は、単年度の経済効果は大きいのですが、長期的に見れば日本の社会資本の蓄積には役立っていないのかもしれません。

もちろん、どうしても新築でなければイヤだとお考えの方も日本全国、我孫子や柏などにも、いらっしゃるかと思いますが、これからは人口が急激に減少する社会です。

人口の増加してきた今までとは常識が変わってきます。

これからの賢い住宅購入を一緒に考えてみませんか?
続きはまた次回にお話ししたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございました。