不動産屋さんの考える市立柏病院の移転問題

12月7日のTBSテレビ「噂の東京マガジン」で、市立柏病院の移転問題について放送されました。

基本的には、私個人としては、移転しないでほしいと思っていますが、不動産業者の視点から

この問題を少し考えてみたいと思います。

 

皆様もご存知のとおり、日本の人口は2008年をピークに毎年減少しています。
そして物凄い勢いで高齢が進んでいます。

今後は税収は減り、福祉関連の支出が増え、国や地方公共団体の財政は悪化の一途をたどるばかりです。

 

そうすると行政や福祉のサービスは、隅々まで行き届かなくなるのは当然だと思います。
10年も経過すれば、救急車も今のようにすぐ来てくれるような状況ではなくなるわけです。

 

対応策として、コンパクトシティという考え方が出てきます。

住民をなるべく一定の地域に集めて、行政や福祉のサービスも集約し予算を圧縮していく形です。

 

インターネット上で公開されている「柏市都市計画マスタープラン」によれば

将来都市構想「柏版コンパクトシティ」として都市拠点・生活拠点・地域拠点に都市機能を集約し、徒歩圏において様々な都市サービスを提供して行くと述べられています。

 

都市拠点⇒柏駅周辺・柏の葉キャンパス駅周辺

地域拠点⇒沼南支所周辺

生活拠点⇒駅周辺(柏駅・柏の葉キャンパス駅を除く)

 

と記載されています。

 

これを見て私は、柏市は駅周辺と柏の葉キャンパス駅を中心にコンパクトシティ化していく

考えだと感じました。

他の地域は、切り捨てますとは、口が裂けても言えないので、

地域拠点とか生活拠点と名付けていますが、優先順位は、都市拠点には劣るのは明白です。

 

そのような考えもあって、市立柏病院は柏の葉キャンパス駅近郊に移転するのではないかと

私は感じております。

 

また、秋山市長さんがおっしゃるとおり、これからは医師不足の時代にもなるので

医師の確保なども考えた際には、移転した方が良いのではないでしょうか。

更にこれから納税してくれる若い世代を市民として確保するうえでも、柏の葉方面に小児科が強化された病院があった方が良いとの判断もあるのではないでしょうか。

財政などの側面から考えると柏の葉に移転する方が良いと行政が考えるのも判るような気がしますね。残念ですが・・・・。

 

これから柏市に住宅を買おうと考えている方は、コンパクトシティ計画も頭にいれて

物件選びをすると良いかもしれませんね。

 

最後までお読みいただき有難うございました。