管理費と修繕積立金のお話。②

ディベロッパーさんは、作って売るのが仕事。

新築マンションの管理費と修繕積立金ですが、分譲当初は、管理組合はありません。

そこで、ディベロッパーさんが最初の管理規約案や管理費・修繕積立金・修繕積立基金などを設定します。

 

当然の流れですが、最近は改善の兆しは見られるものの、基本的にはディベロッパーさん

の都合で設定されていることが多いのです。

 

まず、修繕積立金が安すぎることが上げられます。

修繕積立金は、建物を維持していく以上は、必ず一定の金額は掛かります。

しかしながら、ディベロッパーさんは、マンションを作って売るのが仕事です。

ですから、売りやすいように設定してしまう訳です。

 

皆さんが新築マンションを買う場合は、ほとんどの方が住宅ローンを利用されると思います。

 

そして、現在が賃貸であれば、「家賃+駐車場代」と「住宅ローン+管理費+修繕積立金+固定資産税等」を比較して、購入しても大丈夫かを判断するのではないでしょうか?

 

それをディベロッパーさんの視点で考えてみると

「住宅ローン」→マンションは高く売りたい。→金額は動かせない。

「修繕積立金」→販売には直接関係ない将来の問題。→安い方が売りやすい。

「管理費」→販売的には安い方が良い→関連会社が管理を受託するケースが多い。

 

人口減少社会をにらみ、ディベロッパーさんも今後は「作って売って利益を上げる」から「作ったものを管理して利益を上げる」にシフトしてきています。

そのため、管理費もあまり安く設定できない事情もあるわけです。

 

このことは、最近顕著でM&Aの世界では、マンションを管理している会社は、かなり高値で取引されているそうですし、マンションの管理会社がテレビCMまで流すようになりました。これは10年前には考えられなかったことです。

 

では、新築時に安く設定されてしまう「修繕積立金」

実際の所「修繕積立金の目安」は幾ら位なのか?

中古マンションを買うときには、知っておきたい知識です。

その辺を次回はお話したいと思います。

 

最後までお読みいただき誠に有難うございました。