皆さん、だいぶ暖かくなり過ごしやすくなってきましたね。
花粉症のワタクシにとっては、目がかゆく、鼻が詰まるので
一概には快適とは言えませんが、暖かくなるのは嬉しいかぎりです。
さて、今回は「モーゲージ ブローカー」のお話です。
皆さん「モーゲージ ブローカー」って言うお仕事をご存知でしょうか?
これはアメリカでは、一般的に知られた職業で「住宅ローンのアドバイス」をする
お仕事だそうです。
アメリカでは、ニューヨークなどの超一等地以外には、賃貸住宅というのは、ほとんど無くて多くが持ち家だそうです。
多くのアメリカ人は、20代から住宅ローンを借りてマイホームを購入するとのこと。
その多くは、中古住宅です。
そのため、住宅流通のうち既存住宅(日本で言う中古住宅)の割合が7から8割と非常に高いのです。
そして、家族構成の変化に応じて、自宅の売買を行い何度も住替えて行くのが一般的との事。定住型の日本とは、少し考え方が違うようです。
そこで、活躍するのが住宅ローンの専門家「モーゲージ ブローカー」。
住宅購入者にヒアリングを行いその方にあった住宅ローンを提案し、一般的に融資額の1.8%の報酬をもらっているお仕事。(1000万円の融資で、18万円の報酬)
多くは地元の名士で、ステータスも非常に高いとのこと。
日本で言えば「ファイナンシャル プランナー」が一番近い職業だと思われます。
住宅ローン選びは、マイホーム購入の中でも重要なポイントの一つです。
仮に1000万円をフラット35を利用して、平成26年3月の1.74%固定金利で35年返済で借りると金利は合計で約336万円になります。
フラット35の過去最低金利でも300万円以上の金利を支払うのです。
住宅ローン選びの重要性が判っていただけると思います。
しかしながら、費用を払ってまで住宅ローン選びを専門家に相談する人は、まだまだ日本には少ないのではないでしょうか。
不動産会社や分譲会社の提携ローン、お付き合いのある銀行だけではなく、幅広い選択肢から自分に合った住宅ローンを選ぶことは、マイホーム購入で成功するには非常に大切なことです。
これからマイホームを購入する方は費用を払ってでも、専門家に相談することをお勧めいたします。
適切な専門家に相談すれば、必ず元は取れるはずです。
将来的には、日本にも「モーゲージ ブローカー」が一般化するときが来るかもしれませんね。
最後までお読みいただき有難うございました。